昨年10月、北朝鮮の挑発直後に実施された共同訓練で飛行する米国と日本の戦闘機(米インド太平洋軍司令部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昨年10月、北朝鮮の挑発直後に実施された共同訓練で飛行する米国と日本の戦闘機(米インド太平洋軍司令部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、日本が他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力として活用を見込む長射程ミサイルの早期配備を推進することに対し「日本の傲慢(ごうまん)な選択は安全に対する新たな挑戦を生み出し、朝鮮半島と地域の緊張状態を一層激化させる結果を招く」と主張する論評を出した。

 日本は先ごろ、米国製巡航ミサイル「トマホーク」の導入開始時期を1年前倒しすることで米国と一致したのに続き、2026年度の配備開始を目指していた日本製の長射程ミサイルについても前倒しを検討していると明らかにした。朝鮮中央通信はこれに言及し「再侵略に向けた日本の軍事的な動きが非常に厳重な段階に入ったということ」と警戒した。 

 韓米日の首脳が8月に米大統領山荘キャンプデービッドで開いた会談で3カ国の軍事訓練強化に一致したことに対しても、有事発生時に日本の自衛隊が朝鮮半島に投入され得る「合法的な名分」にするもので、朝鮮半島への「入場券」と指摘。日本による再侵略は虚構でなく現実としながら「日本は軽挙妄動してはならない」とけん制した。


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