韓国国防部(省)は16日「ことし発足12年を迎えたソウル安保対話が、17日から19日まで開催される」とし「5か国の閣僚級を含め、56か国と2つの国際機関から800余人が参加する予定だ」と明らかにした。
ことしのソウル安保対話のメインテーマは「自由・平和・繁栄に向かう協力と連帯」である。
韓国国防部は「『人類の普遍的価値である自由・平和・繁栄を達成するためには、国際社会の協力と連帯が必須だ』という意味が込められている」と説明した。
つづけて「ウクライナとロシアの戦争、主要国間の戦略的競争、気候変動などの非伝統的な安保脅威や、さらに最近のパレスチナ武装組織“ハマス”によるイスラエル侵攻のような急変する安保環境の中、国際社会の共同対応案を模索する意味深い場となるだろう」と伝えた。
また「今回の行事は、グローバル中枢国としての韓国の役割を拡大し、ユン・ソギョル(尹錫悦)政府による安保政策の方向性に対する国際社会の支持を確保するきっかけになるだろう」と説明した。
2泊3日間行なわれる今回の行事は、3つの本会議と4つの特別セッションが実施される。
本会議では、北核脅威と国際社会の対応やインド・太平洋地域の自由・平和・繁栄、グローバル安保環境の変化や国際協力方案などを扱い、特別セッションでは海洋安保・防衛産業・人口知能技術の軍事的使用などの主要懸案と、停戦70周年の意味を扱う予定である。
さらには、サイバーと宇宙安保分野の主要懸案を扱うワーキンググループも行なわれる。
韓国国防部は「ことしの行事は、国内最大の防衛産業展示会である “ソウルADEX2023”と同じ時期に開催される」とし「『国防協力とK-防衛産業の拡大』という成果が極大化するだろう」と期待した。
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