韓国のキム・ゴン(金健)朝鮮半島平和交渉本部長はこの日の午前インドネシアのジャカルタで、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表と米韓北核首席代表協議を行なった。
双方は「露朝は国連安保理決議にしたがい、厳格に禁止されている一切の軍事協力を進めてはならない」として、米韓間の情報共有と対応措置に関し一層緊密に協力していくことにした。
また双方は、北朝鮮が10月中の再発射を予告しているいわゆる「衛星」の発射などのさらなる挑発にも、断固として対応していくことにした。
さらに、米韓による拡大抑止の実行力引き上げなど、両国間の強固な協力を土台とした圧倒的な力の優位に基づいて、北朝鮮の核・ミサイル脅威を抑止していくことにした。
一方、米韓双方は「北朝鮮の核・ミサイル開発は、北朝鮮住民の生計と人権を犠牲にして行なわれているもので、北朝鮮の人権問題と直結している」という認識を共にし、ジュリー・ターナー米国務省北朝鮮人権特使の任命を機に、北朝鮮人権状況の改善のため米韓間の協力をより一層強化していくことにした。
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