李在明、共に民主党代表
李在明、共に民主党代表
ソン・ギョンホ(宋庚鎬)ソウル中央地検長(検事長)は17日、イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表に関し、検察が捜査している事件について「1件1件が私の判断では拘束事案だ」と明らかにした。

宋地検長はこの日、ソウル高等検察庁で開かれた国会法制司法委員会のソウル中央地検・スウォン(水原)地検など、11の検察庁に対する国政監査でこのように述べた。

宋地検長の当該発言は、キム・ヨンベ(金永培)共に民主党議員の質疑時間に出た。金議員は裁判所で拘束令状が棄却された李代表の対北朝鮮送金事件を検察が再び水原地検に送ったことに言及し「歴代級の策略なのではないか、1つで自信がないから、あれこれくっつけてもっともらしく包装して、かなり膨らませてみたのではないか」と尋ねた。

これに対し、宋地検長は「私の判断では、ベクヒョンドン(柏峴洞)オンビョクマンション開発不正事件、公職選挙法違反事件など、1件1件がすべて重大事案であり、拘束事案だ。それなら、その3件を金議員が言うように、事件ごとに拘束令状を請求すべきだったのか。だから集めてやった」と答えた。

続いて「(拘束事案という)その判断が間違っていることが証明された」との金議員の発言には「証明されなかった」と述べた。

また、金議員は「ソウル中央地検検事が1人の事件に(定員の)10~20%ずつ投入され、1年半近くの長期間の捜査を行ったため、このように中身のない捜査結果が出て、国民の非難を招いている」とも指摘した。

宋地検長はこれに対し「検察の捜査に対する評価は異なる意見も多い。その意見には同意できない。金委員が述べたすべての事件は前政権で既に捜査が始まった事件である」と主張した。

さらに「正確に申し上げると、李代表が国会議員選挙に出馬する前、党代表に出馬する前に、既に前政権ですべて捜査が始まった事件である」と付け加えた。

宋地検長は李代表への捜査に投入された人材が過度に多いとの指摘については「捜査チームの規模も異例ではない。私はイ・ミョンバク(李明博)前大統領の事件捜査も担当した」と反論した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 83