民主党のカン・ソンウ報道官は同日、書面ブリーフィングを通じて、「今、ユン大統領がすべきことは、パク氏のKBS社長内定を直ちに撤回することだ」とし、このように明らかにした。それと共に「パク・ミンはKBSソ・ギソク理事長の主導の下で不法的手続きにより任命推薦された者として、社長選任自体が基本的に無効」と主張した。
先立ってKBS理事会は4日、社長候補を決めるための投票をしたが過半数の得票者が出なかった。これに対し野党性向理事らは公募手続きが無効だと主張したが、理事会は13日午前、臨時理事会を開き表決で社長候補を決めた。
カン報道官はこれについて「放送掌握だ」と指摘した。彼は「ユン大統領と親しい関係で、イ・ドングァン放送通信委員長と親しい先輩後輩というだけの人物だ」とし、「大統領が私的な親交で人事を行い、政略的目的で国政を運営しているので、国民の怒りが高まっている」と強調した。
合わせて「人事聴聞会を通じてパク候補者には資格がなく、推薦手続きが無効ということを一つ一つ明らかにする」と話した。
民主党はこれまでKBS社長候補決定の手続き上の問題点と資質を理由にパク候補に反対してきた。
ユン大統領は同日午後、パク候補者の人事聴聞要請案を裁可した。パク候補は国会人事聴聞会を経て、ユン大統領が任命することになる。パク候補は1991年、文化日報の記者として入社し、社会部長、政治部長、編集局長を務めた。
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