交番で刃物を取り出し「殺す」… 警察が監視カメラ公開=韓国
交番で刃物を取り出し「殺す」… 警察が監視カメラ公開=韓国
交番を訪れた女性が刃物を振り回し制圧された中、警察が当時の状況を捉えた監視カメラを公開した。

18日MBCによると前日、YouTubeチャンネル「警察庁」にはこのような状況が捉えられた映像が公開された。

該当映像には先月8日午前0時過ぎ、キョンサンナムド(慶尚南道)チャンウォン(昌原)市の交番に、ピンク色の服を着た70代女性A氏が現れた当時の状況が公開された。

A氏はタクシーに乗り到着した後、慣れた足取りで交番のソファの片隅に座り、警察官と軽く対話を交わし、40分ほどその場に座っていた。その後、腕を組み悩む姿を見せていたが、何か決心したように自身のバッグを探り始めた。

A氏が該当バッグから取り出したものは新聞紙に包まれた刃物で、A氏は突然刃物を包んでいた新聞紙を取り、ソファから立ち上がって「皆殺す」と声を出し、外に出ようとした。

警察はすぐに警棒を取り、A氏を囲み向かい合っていたが、A氏が視線をそらした瞬間、刃物を飛ばした。刃物が床に落ちると驚いたA氏は制圧された。

当時現場にいたB刑事は、MBCに「(A氏が)70代と高齢で、力で制圧することになれば負傷の恐れがあるため、彼女が所持している刃物を手から落としたいと思い、警棒を取り出して刃物だけを飛ばした」と明らかにした。

警察によるとA氏は普段「隣人が私を殺そうとしている」と警察に常習的に通報をしてきた。これに出動した警察は何の特異点を見つけることができなかったが、A氏は100回近く通報していた。

刃物を取り出したこの日もA氏は、自身が通報したことについて解決してくれないという理由で、交番を訪れたことが明らかになった。

警察はA氏を暴力行為等処罰に関する法律違反で現行犯逮捕し、自害など危険が大きいと判断し、地域病院に緊急入院措置した。

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