農林畜産食品部(資料写真)=(聯合ニュース)
農林畜産食品部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国農林畜産食品部は20日、西部の忠清南道瑞山市にある韓牛(韓国在来種の牛)の農場で牛の感染症「ランピースキン病」の発生が確認されたと発表した。韓国国内での発生確認は初めて。

 ランピースキン病は牛だけが感染するウイルス性疾患で、発熱のほか皮膚に直径2~5センチの結節が生じる。牛乳の生産量が減るなど感染拡大による経済的打撃が大きいため、韓国では第1種家畜伝染病に指定されている。死亡率は10%以下とされる。

 農林畜産食品部はランピースキン病の拡大を防ぐため、牛の感染が確認された農場に防疫と疫学調査の担当チームを送って出入りを規制した。飼育中の牛約40頭は殺処分する計画だ。


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