韓国農林畜産食品相がアフリカを訪問…「K-ライスベルト」の拡大に総力
韓国農林畜産食品相がアフリカを訪問…「K-ライスベルト」の拡大に総力
韓国大統領特使として西アフリカの大西洋沿岸の国々を訪問中のチョン・ファングン(鄭煌根)韓国農林畜産食品相は、アフリカのコメ増産を支援する「K-ライスベルト」事業の拡大に総力を傾けている。

20日、韓国農林畜産食品部(省)によると、チョン農林畜産食品相は19日(現地時間)コートジボワールで、コベナン・アジュマニ農業地域開発食糧生産相に会い「K-ライスベルトMOU(了解覚書)」を締結した。

これにより韓国の種子と農業技術を提供することになり、アフリカのコメ増産を支援する「K-ライスベルト」事業国は10か国に増えた。

コートジボワールは、韓国が1961年にアフリカで最も早く修交した国である。韓国の3倍を超える国土面積を保有しているが、コメの生産量は消費量の50%にも届かず、年間約9000億ウォン(約996億8900万円)をコメの輸入に費やしている。

これに先立ち、チョン農林畜産食品相は今月16日にシエラレオネを訪問し、ジュリウス・マーダ・ビオ大統領や外相、農林食糧安保相に会い、K-ライスベルト事業の参加国を9か国に増やした。チョン農林畜産食品相は「韓国は農業を中心に、技術と人的交流など様々な方面でシエラレオネと協力していく」とし、また “2030プサン(釜山)国際博覧会(万博)”への支持を求めた。

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