尹大統領は韓総理に「コンピューターの画面を眺める行政、報告書で徹夜する行政ではなく、各職級別に現場に駆けつけ、厳しい国民の生々しい叫びを聴く現場行政、政策情報活動に邁進(まいしん)すること」を指示した。
さらに「各職級別に広範囲にわたって現場に出て、国民が望む政策を探さなければならない。仕事をどのようにするかも重要だが、どんな仕事をするかも発掘することがさらに重要だ」と付け加えた。
‘現場中心行政’は長い公職生活を通じて尹大統領が明らかにしてきた所信であり、政府初期から強調した原則だと金広報首席秘書官は説明した。
尹大統領は「高金利と原材料価格上昇など、対外条件による物価上昇の圧力で苦しくなった国民はとても多い。直接行って感じなければならない。再び初心に戻り、しっかりとした政策を見つけてほしい」と韓総理と内閣に重ねて要請した。
尹大統領は19日、‘生命と地域を生かす必須医療革新戦略会議’を主宰する席でも「選挙のための政治、選挙のための基調転換ではなく、国民のための政治をしなければならない」と強調した。続いて「疎通だけをすることに留まってはならない。そろばんだけを弾かず、仕事を推進しながら疎通に邁進せよ」と注文した。
尹大統領はこの日から26日までサウジアラビアとカタールを相次いで国賓訪問する。
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