日本政府がイスラエルから避難するための輸送機に韓国人を乗せたことに対し、韓国政府が感謝の意を表明した。

外交当局によると21日、外交部のパク・ジン(朴振)長官は上川外務大臣に対して感謝の意を伝えた。日本政府は自国の輸送機でイスラエルからの出国を希望した韓国人18人と韓国人同胞1人の出国を助け、これに対して謝意を表したものだ。

先立って韓国政府も14日に空軍の輸送機でイスラエルに在留する韓国人163人の出国を支援し、現地にいた日本人とその家族51人を同乗させている。

これについて15日、日韓の外相が電話で会談した際に上川外相が韓国政府に対し感謝の意を表し、有事の際には日本も積極的に支援する考えを伝えていた。

日韓両政府は世界に在留する在外国民を保護するため、今後も緊密な協力を行う予定だ。

韓国政府は今年の4月にもスーダンで行われた韓国人退避作戦でも現地にいた日本人5人をともに避難させており、当時岸田首相が韓国政府に対して感謝の意を表している。
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