これは7月、SKTがドイツテレコムやシンガポールのシンガポール・テレコム(シングテル)などと設立したアライアンス「グローバルテルコAIアライアンス」に基づいているものだ。
両社は米IT大手メタや、米AIスタートアップのアントロピックといったAI企業と協力し、通信会社専用の多言語による大規模言語モデル(LLM)を共同開発する予定だ。これは一般的なLLMよりも通信サービスにより適合するもので、顧客サービスなどの分野で活用される。
通信会社の拠点がある多様な地域や言語に合わせて、AIエージェントや生成型AIサービスを開発する助けになるとみられる。2024年1~3月期の公開を目指す。このLLMを使えば、プラットフォーム開発のコストや時間を節減でき、AI革新を通じてより新たなビジネスチャンスを創出できる見込みだ。
さらに2社は、通信会社がAIサービスを開発する際に活用できるAIプラットフォーム技術も共同開発する。これにより通信会社が、環境に合わせ、より素早く、かつ柔軟にAIサービスを構築できるとみられる。
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