「君たちはどう生きるか」のポスター(大元メディア提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「君たちはどう生きるか」のポスター(大元メディア提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の映画チケット予約で、日本のスタジオジブリの宮崎駿監督が10年ぶりに手掛けた長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」がトップを維持している。

 韓国映画振興委員会の集計によると、25日に公開される「君たちはどう生きるか」の前売り率は10日前から1位を維持し、24日午前8時時点で65.8%となっている。前売り券を購入した観客は約23万4000人に上る。

 宮崎監督は「風立ちぬ」(2013年)を最後に長編映画から引退すると発表したが、17年に撤回し、今年7月に「君たちはどう生きるか」を公開した。この映画のタイトルは、宮崎監督が子どものころに読んで感銘を受けたという児童文学者・吉野源三郎の小説と同じ。一人の少年の成長を描いたオリジナル作品だ。

 韓国での年初からの日本アニメ映画ブームはまだまだ続きそうだ。

 1月に公開された人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を原作とするアニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、大ヒットは難しいだろうという予想を覆し、観客動員数の累計が475万人を突破。韓国で公開された日本映画の歴代興行ランキング1位の記録を塗り替えた。続いて3月に公開された新海誠監督の「すずめの戸締まり」は累計観客動員数555万人を超え、再び記録を塗り替えトップに立った。

 7月に公開された「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」は累計78万人を超える観客を動員した。観客数は韓国で公開された日本アニメ映画歴代10位を記録した。


Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40