19日、韓国国土交通部(省)の航空統計によると、ことしの7~9月における航空社国際線路線の利用客は計1287万2321人で、2019年同期間(1515万518人)の84.96%まで上昇した。
韓国航空業界は、格安航空会社(LCC)が日本やベトナムなど人気路線に航空便の運航数を増やした影響だと分析した。
ことし第3四半期の日本路線利用客は515万人を記録し、「NOジャパン」が影響した2019年の第3四半期(439万人)を上回った。またベトナム路線は234万人で、4年前の96%まで回復した。一方、中国路線は234万人で、回復率は52%にとどまった。ヨーロッパ路線は65%、フィリピン・タイなどの他の東南アジア路線の回復率は70~80%台であった。
韓国航空業界の関係者は「中国の場合、8月に団体旅行客の韓国観光禁止措置が解除されたが、爆発的に旅客量は増えなかった」とし「路線と航空便の回復が比較的遅い他の東南アジア路線も、依然として回復の勢いが鈍い雰囲気だ」と説明した。
そのため韓国の各航空社は、中国や東南アジア路線の増便に乗り出す動きをみせている。
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