韓国の潜在成長率、史上初「2%」を下回る
韓国の潜在成長率、史上初「2%」を下回る
「韓国の潜在成長率はことし初めて2%を下回り、来年には1.7%まで下落するだろう」という展望が公開された。労働・資本など生産要素を最大限活用しても、成長率が1%台の中盤・後半の水準を超えるのは困難だということだ。

成長率を引き下げているのは低出産や高齢化・構造改革の不振などで、来年に物価上昇など景気過熱が表れないかぎり、24年ぶりにG7の米国より低い潜在成長率を示すものと予想されている。

韓国よりも規模が大きく成熟した米国経済の潜在成長率は来年から反騰し、1.9%に達するものと予想される。

一方、韓国では潜在成長率の下落により、日本のような低成長の長期化が懸念されている。「低出産や高齢化により労働人口の減少が急速に進む中、これを補完する投資や革新が起きなければ、低成長が長期化する可能性は高い」ということである。

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