韓国の独島文房具店のキム・ミンジョン代表(44)は20日、イーデイリーとのインタビューでこのように述べた。独島文房具店は独島(日本名:竹島)をテーマにした文化コンテンツ企業で、最近、ウルルン(鬱陵)島を訪れる観光客の間で人気のスポットだ。最近、若年層の間で鬱陵島と独島が人気旅行地となっているが、独島文房具店もやはりSNSで有名になった。キム代表は「コロナパンデミック以後、済州道を中心にローカル文化が流行した影響もあるようだ」として「以前は外国人観光客はほとんどいなかったが、最近は増えた。領土紛争のイシューがあるフランスのような国からわざわざ訪れる観光客もいた」と話した。
キム代表は鬱陵島で生まれ育ち、幼い頃、陸地に出て30代の時に再び島に戻った。鬱陵島で平凡な主婦として過ごしていたキム代表は、子供たちに日本によって絶滅した独島アシカの本を読み聞かせながら、独島アシカをコンテンツ化しなければならないと決心した。キム代表は「鬱陵島で育ったが、独島アシカについて初めて知り、恥ずかしさを感じた」として「独島は私たちの土地だという話だけをして、実際には何もしたことがないという気がした」と述懐した。キム代表は「鬱陵島と独島が持っているコンテンツは多い。それらをうまく活用すればいいと思った」と付け加えた。
そして2014年に独島文房具店がオープンした。最初はノートやボトルなどから始め、今ではタオル、化粧品、衣類など多様な商品を扱っている。 独島アシカのぬいぐるみも人気商品だ。プラスチック再生生地を使用するなど、環境を保護する意味も加えた。
キム代表は10月25日、独島の日を迎え、多くの人が鬱陵島を訪れてほしいという。キム代表は「私たちが独島について話し続け、考え続けることが独島を守ることになる」と強調した。「独島をテーマに多様なストーリーを発掘し、伝え、独島の大切さを知らせたい」と話した。
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