朴槿恵氏、故朴正煕元大統領の追悼式に “出席”…総選挙を控え「保守団結」を促進？＝韓国

韓国のパク・クネ（朴槿恵）元大統領は今月26日、ソウルの国立顕忠院（国家功労者が祀られた国立墓地）にある故パク・チョンヒ（朴正煕）元大統領の墓地で執り行なわれる44回忌の追悼式に出席する。

25日、追悼式を主管する民族中興会によると、今回の追悼式には故朴正煕元大統領の娘であるパク元大統領が出席するほか、与党“国民の力”の首脳部をはじめとした保守陣営たちも同席する。

パク元大統領は2013年の大統領就任以降、これまで追悼式に出席することはなかった。

一方、パク元大統領と与党指導部が一堂に会するのは、ことしの9月にパク元大統領の私邸で行なわれた会合以来、約1か月ぶりである。

来年の4月には国会議員総選挙を控える中、今回のパク元大統領と与党の対面は、政界の内外から注目を集めている。特に一部では「パク元大統領の公の動きは、テグ（大邱）やキョンサンプクト（慶尚北道）地域で保守団結を促進する効果を発揮するのでは」と期待されている。