陸・海・空軍に海洋警察まで…黄海で「合同海上機動訓練」を実施=韓国
陸・海・空軍に海洋警察まで…黄海で「合同海上機動訓練」を実施=韓国
韓国軍は、黄海における敵の挑発に備えた大規模な「合同海上機動訓練」を実施した。今回の訓練には陸・海・空軍はもちろん、海上警察と米軍戦略も一部参加した。

韓国海軍は26日「2023年護国訓練の一環として、今月24日から西海(黄海)上で大規模な合同海上機動訓練を実施している」とし「敵の挑発に備え、連合・合同作戦の遂行能力を向上させ、軍事対備態勢を確固とするために計画した」と明らかにした。

今回の訓練は、大きく3つの局面により実施された。

敵がホーバークラフトに特殊戦部隊を乗せ、西北島しょや西海岸にすばやく侵入する状況を想定し、米韓の参加戦力がこれを迅速に探知し撃滅する「海上対特殊戦部隊作戦」をはじめ、黄海の北方限界線(NLL)における「極地挑発に対応する作戦」、不法な船籍・船舶やNLLの南へと南下する敵の海洋勢力を遮断する「海洋遮断作戦」などが実施された。

韓国海軍は「韓米参加戦力がそれぞれの状況に合わせ、互いの情報を交換し装備を実際に起動することで、作戦の手続きを上達させた」とし「実戦的な訓練を通じて、連合と合同作戦の遂行能力を強化した」と強調した。

現場指揮官であるファン・ジョンソ海軍第2海上戦闘団長は「今回の訓練を通じて、敵の多様な海上挑発状況に備えた連合・合同作戦の遂行能力を、より一層強化することができた」とし「決戦態勢を確立し、敵が挑発すれば現場で強力に応戦し、作戦を勝利へと導く」と語った。

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