中国・山西省、飲食店で女性客に集団で暴行？…ネット上に血だらけの写真が＝中国報道

中国・山西省で26日、女性が数人の男たちから性的嫌がらせを受け、その後暴行を受けたとの書き込みがなされた。ネット上には暴行を受け頭から血を流す女性の写真が数枚掲載され、注目を集めた。

また、投稿者は動画も投稿し、「25日夜、山西省忻州（きんしゅう）市の飲食店で食事をしていたところ、見知らぬ男が近づいてきて、急に私と友達の上半身を触ろうとした」と訴えた。

彼女たちが拒絶し店を去ろうとしたところ、男とその友人らが女性たちに殴る蹴るの暴行を加えたという。投稿者は「目が覚めたら病院にいた」と語った。

これを受け、忻州市警察当局は27日、公式文書を通じて事件の状況を報告した。

警察が発表した内容によると、25日午前1時50分ごろ（現地時間）、人が殴られているとの通報が警察に入った。

調査の結果、同日午前1時40分ごろ、被害者の連某氏（女）は2人の友人と、加害者の張某（男）は3人の友人と共に、それぞれ飲食店で食事をしていたことが分かった。後に連某氏と張某が口論となり、その過程で体がぶつかるなどし、連某氏が倒れて頭部を負傷したという。

警察は口論となった詳しい理由については明かさなかった。

張某は現在、警察に行政拘留され調べを受けている。負傷した連某氏は病院に入院治療中である。