「犯罪悪用の懸念」偽の妊娠検査薬…輸入断ち切る＝韓国

韓国食品医薬品安全処（以下、食薬処）は、最近問題となっている偽妊娠検査薬が、海外直輸入などにより韓国国内に流入しないよう、関税庁と協業し重点管理対象物品に指定し、輸入通関を遮断したと27日明らかにした。

妊娠検査薬は、受精後約7〜10日後から分泌されるヒト絨毛性性腺刺激ホルモンを尿で確認し、妊娠しているかどうかを知らせる体外診断医療機器だ。

食薬処は、妊娠可否を確認するためには必ず食薬処が認証した妊娠検査薬だけを使用し、製品購入時に必ず製品容器・包装の「体外診断医療機器」の表示を確認、認証された製品であるか確認しなければならないと要請した。

体外診断医療機器は、医療機器情報ポータルで、製品名、モデル名を検索すれば認証内容を確認することができる。

これに先立ち、元フェンシング国家代表のナム・ヒョンヒ氏は、あるメディアとのインタビューで結婚予定だったチョン・チョンジョ氏が、偽妊娠検査薬を渡してきたという疑惑を提起したことがある。

実際、海外オンラインショッピングでは、おもちゃ用の偽妊娠検査薬が販売されている。この偽妊娠検査薬は、水道水だけ触れても約3～5分後に2本線が現れる。