29日、韓国統計庁の国家統計ポータルによると、先月の外食部門の消費者物価指数は118.34で、昨年同月より4.9%上昇した。これにより外食物価上昇率はことし4月(7.6%)以後5ヶ月間連続で鈍化した。
加工食品物価上昇率も6月7.5%に高まった後、7月6.8%、8月6.3%、先月5.8%など、3ヶ月連続鈍化した。
しかし最近、ハンバーガーやビールなどの価格が引き上げられ、物価負担が再び加重される可能性があるという懸念が出ている。
韓国のビール会社OB(オービー)ビールは、今月11日からCASS(カス)やHANMAC(ハンマック)など、主要ビール製品出庫価格を平均6.9%引き上げた。OBビールが国産ビール価格を引き上げたのは、昨年3月以降19ヶ月ぶりだ。
韓国人気ハンバーガー・チキンブランドMOMS TOUCH(マムズタッチ)は、来る31日から鶏胸肉を原料として使うバーガー4種の価格を引き上げる。マクドナルドは来月(11月)2日から13のメニュー価格を平均3.7%上げる。マクドナルドの価格引き上げはことし2月以後8ヶ月ぶりだ。
イスラエルとハマス間の戦闘激化など、中東の状況も韓国内の食物物価を刺激するという意見も出ている。
先月の加工食品消費者物価指数は、1年前より5.8%、2年前より15%それぞれ上昇した。食用油は1年前より0.1%下がったが、2年前と比較すると55.1%も上がり、小麦粉は44.8%上昇した。外食物価も1年前より4.9%、2年前より14.3%上昇した。ハンバーガーとジャジャン麺はそれぞれ2年前より19.6%、19.9%上がった。
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