統合参謀本部は、「軍は本日、海上警戒中の海上警戒機が午後2時16分ごろ、江原道高城郡の猪津から東方200キロメートルの海域で、NLLから約3キロメートル北側にある未確認船を発見し、警備艦を派遣した」とし、「警備艦が漂流中の未詳船から救助を求める合図をとらえ、船に接近して北朝鮮の船と確認した」と説明した。
北朝鮮の船員は「10日間漂流中で、北に戻りたい」と話し、食料や飲料水の支援を求めた。軍当局は人道的な観点から支援に応じた。
統合参謀本部は「北朝鮮側にも、遭難した船を救助できるよう、国連軍事司令部および国際海上通信網を利用して状況を伝えている」と述べた。
一方、先月24日には北朝鮮の一家4人が小型木船でNLLを越えて亡命を申し出た。海洋警察が漁民の通報で現場に駆けつけた後、4人は政府の情報調査チームに引き渡された。
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