27日午後6時27分ごろ(現地時間)、「雪域雄鷹」と呼ばれるジェットコースターの一台に乗客22人が乗って出発したところ、坂を上っている途中で車両が故障し、後退して坂を滑り落ち、後ろで停車中だった他の一台と衝突した。
停車していた車両からは乗客が下車しているところだった。停車していた車両は24人乗りで、事故発生当時、すでに15人が完全に下車しており、9人が下車途中だったという。
事故発生直後、負傷した乗客8人が救急搬送された。その後自ら病院を訪れた乗客もおり、計28人の乗客が受診したことが分かっている。うち11人は検査を受けた後、帰宅している。
現在、17人が病院に入院し治療を受けている。うち4人が外傷性脳損傷や骨盤骨折などの重傷となっており、ICU(集中治療室)に入っているが、いずれも容体は安定しているという。
「深セン歓楽谷」がある南山(なんざん)区当局は、応急管理局や市場管理監督局などの人員を集め調査チームを編成し、事故原因について調査を進めている。
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