「ギャラクシーS24」へ生成型AI搭載か、サムスンがAIスマホの開発を明かす＝韓国

サムスン電子は10月31日、「自社端末機で人工知能（AI）技術による新たな体験を提供するため、努力を続けている。ユーザーが使用する重要な機能に、AIを適用する予定」と話した。

ユーザーの利用パターンと好みの機能を基に最適化した機能を、来年から提供予定だという。なかでもオンデバイスやサーバーと連動してのハイブリッドAIを準備中だと明かした。

これは来年初めに発売予定のスマホ「ギャラクシーS24」に、生成型AIを搭載することを示唆していると分析できる。

同社が進めているオンデバイスAIは、クラウド上ではなく端末機自体にAIを搭載するもので、活用度がより高いとみられる。このためにサムスン電子は、生成型AIの開発を進めている。

同社は「オンデバイスAIソリューションは、端末のインプットデータや利用パターンを活用することで、製品の特性に合わせたより細かなチューニングが可能で、またサービスの拡張性も持っている」と話した。

来年以降、世界でAIスマホ競争が起こると予測される。業界の関係者は「新規需要を創出するため、スマホ市場でAIが注目されている。ユーザー体験を最大化できる生成型AIとの連動は、技術も重要だがどれだけ最適化を進め使用性を高められるかが大事だ」と話した。