中国・江蘇省、幼稚園教諭が5歳男児に暴力…当局が教諭を解雇処分に=中国報道
中国・江蘇省、幼稚園教諭が5歳男児に暴力…当局が教諭を解雇処分に=中国報道
中国・江蘇(こうそ)省太倉(たいそう)市の幼稚園で、5歳男児に暴力をふるったとして、同市浮橋(うきはし)鎮当局は10月31日、当該幼稚園の女性教諭を解雇処分とし、今後詳しい調査を行うことを発表した。

中国メディア「九派新聞」の報道によると、10月26日、幼稚園に通う5歳の男児の母親が、男児の口元が腫れていたため幼稚園側に確認したところ、「子どもが自分でテーブルの角にぶつけた」と言われたという。不審に思った母親が男児に何度か確認すると、最終的に男児は「先生にぶたれた」と明かした。

男児の両親が幼稚園側に監視カメラの映像の公開を求めて確認したところ、映像には、男児と一緒に座っていた女性教諭が突然、男児の頭を掴み机に勢いよく押し付ける様子が映っていた。男児の顎が机に強く打ちつけられている。その後も女性教諭は男児の鼻を強く掴むなどした。

女性教諭の暴力行為により、男児は乳歯が割れるけがを負った。

女性教諭は自身の過ちを認め男児の両親の前で泣きながら謝罪したという。子どもに暴力をふるった理由については、「イライラしていた」と話している。

現在、教育局及び警察当局が介入し、詳しい調査を行っている。当局は、調査の結果が出次第、法律に従って厳重に責任を問う方針だとした。
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