アンソニー・ブリンケン国務長官は、東京で開かれる主要7か国(G7)外相会議に出席した後、韓国を1泊2日のスケジュールで訪韓する。
アンソニー・ブリンケン国務長官は訪韓期間中、韓国外交部のパク・チン(朴振)長官と会談し、米韓同盟、北朝鮮問題、経済安保および先端技術、地域・国際情勢などについて幅広く協議する予定だ。アンソニー・ブリンケン長官はムン・ジェイン(文在寅)政権時代の2021年3月17~18日、米韓外交・国防長官「2+2」の会議に出席するために訪韓したことがある。実現されれば、2年半ぶりの訪韓となる。
今月中旬にサンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(以下、APEC)の首脳会議で、米国のジョー・バイデン大統領と中国の習近平国家主席との会談を控え、日本と韓国を訪れて、「日米韓」の結束を固めるものと分析される。APECで中国と協議する前に、北朝鮮の圧迫のために韓国と意見調整に乗り出すものと見られる。また、北朝鮮とロシアの軍事協力に対する懸念やイスラエル・パレスチナ戦争、ウクライナ戦争など国際情勢に関する日米韓間の調整も議論される見通しだ。
尹錫悦政権発足後、米韓外相会談は4回、日米韓外相会談は5回開かれた。韓国外交部は「アンソニー・ブリンケン国務長官の今回の訪韓を通じて、ことし70周年を迎える米韓同盟がグローバル包括的戦略同盟としてさらに発展することのできる重要な機会になるものと期待している」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99