韓国国防部は1日、「NCG国防部代表のホ・テグン国防政策室長を団長とする韓国側代表団は、10月31日(現地時間)、カリフォルニア州所在の米バンデンバーグ空軍基地を訪問した」とし、「今回の韓国国防部NCG代表団のICBM発射現場共同視察は、ワシントン宣言に基づき米韓が共にする拡張抑制実現の一環として、米国側の提案によって実現した」と明らかにした。同日、韓国側代表団のヴァンデンバーグ空軍基地訪問には、米NCG国防総省代表のビピン・ナラン宇宙政策首席副次官補が同行した。
国防部は「今年2月のキングスベイ戦略原子力潜水艦の基地訪問、7月の戦略原子力潜水艦(SSBN)カンタッキー艦の釜山港寄港、10月の戦略爆撃機の韓国空軍基地着陸に続き、今回の米ICBM発射を視察することで、米国の核3軸運用現場を米韓が共にすることになった」と説明した。
ミニットマン3は、米国の核3軸の一つであるICBMを使用する戦略兵器体系だ。1970年代に初めて導入されたミニットマンシステムは、これまで性能改良を通じて最新化されてきた。国防部は「今回の試験発射は定期的な軍事活動の一環で、米国の核抑止力が敵対国の脅威から安全かつ信頼でき、効果的であるだけでなく同盟の安全を保障することを示している」と評価した。
米韓代表団は、バンデンバーグ空軍基地内のミサイル防衛部隊を訪問し、GBI迎撃ミサイルの発射施設を確認した。GBIは、米ミサイル防衛システムの中で最も高い高度で運用され、ICBMを中間段階(大気圏外)で迎撃できる。
ホ・テグン国防政策室長は「大韓民国に対する拡張抑制公約を履行する米国側の強力な意志と能力を現場で確認できる良い機会だった」とし「これまで米韓が共にしたSSBN、戦略爆撃機、ICBMなど米国の戦略資産は、米国の同盟とパートナーに米国の拡張抑制を行動で示す実証的手段」と強調した。
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