「死ぬところだった」…「40代女性拉致・性的暴行」中学生の衝撃的計画=韓国
「死ぬところだった」…「40代女性拉致・性的暴行」中学生の衝撃的計画=韓国
韓国で明け方に退勤する途中、中学生に拉致され性的暴行を受けた後、現金を奪われた40代女性は「殺人未遂だ」と主張した。

 被害者は1日、JTBCの番組で「(少年法上の処罰は)短期間と長期間があるが、短期間だと人を殺しても2~3年で出所するという。腹が立つ」と話した。

 少年法第60条(不定期刑)に基づき、少年犯には長期で最大懲役10年、短期で懲役5年まで宣告できる。特定強力犯罪で加重処罰を受けても長期で最大懲役15年、短期で懲役7年以上の刑を受けることはできない。

 京畿大学犯罪心理学科のイ・スジョン教授はこの事件について「一般的に少年犯、初犯が犯すようなレベルの犯罪ではない。この子(加害者)がどんな子なのか深層的に分析する必要がある」と話した。

 続いて「被害者はマスコミが少年犯制裁の深刻性に言及しないのが問題だと指摘し、暴行を受けて死ぬところだったと主張している」と付け加えた。

 イ教授はまた「加害者はおそらく5年近く少年刑務所で暮らす厳罰に処されるものと見られる」とし、「問題は少年刑務所にしばらく拘禁したからといって、このような子たちの性格が変化するわけがないこと」と指摘した。

 大田地検論山支庁は先月31日、加害者の中学生A君(15)を強盗・強姦などの疑いで拘束起訴したと発表した。

 A君は3日未明、論山市内で退勤中だった被害者にバイクで家まで送ると言って接近し被害者をバイクに乗せた後、小学校に連れて行き性的暴行をした疑惑を受けている。

 彼は犯行の過程で被害者の身体を携帯電話で撮影し「通報すれば娘を傷つける」と脅迫して現金を奪って逃げた疑いも持たれている。

 A君はバイクの購入資金を調達するために不特定の女性を犯行対象として物色し、被害者を狙って犯行を犯したことが分かった。A君が犯行に使ったバイクは盗んだもので、警察は事件当日、バイクを盗んだ場所に再び運んできたA君を捕まえた。

 A君は窃盗関連の前科があり、犯行当時、酒や麻薬をした状態ではなかったという。

 検察は被害者支援審議会を通じて、被害者と家族の治療費などを2回にわたって支援したと明らかにした。

 合わせて「少年である被告人の責任に合う刑が宣告されるよう努力し、女性を相手にする性暴力など強力犯罪に厳正に対応するようにする」と話した。
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