8月24日、中国の北京首都国際空港に到着した高麗航空機(資料写真)=(聯合ニュース)
8月24日、中国の北京首都国際空港に到着した高麗航空機(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮国営の高麗航空が、平壌と中国の北京を結ぶ週3往復の定期便の運航を再開したようだ。高麗航空機は10月第4週に続き、今週も31日に平壌―北京を往復し、11月2日も運航を予定している。

 中国の北京首都国際空港のウェブサイトによると、平壌を出発する高麗航空機が2日午後0時半に北京に到着し、午後3時5分に平壌へ折り返す予定だ。

 米政府系のラジオ自由アジア(RFA)によると、高麗航空は10月24日と26日、28日も平壌―北京便を運航した。同路線は2020年に新型コロナウイルスの感染拡大により運休するまで毎週火、木、土曜日に運航しており、これと同じスケジュールだった。

 北朝鮮が新型コロナ対策の国境封鎖を解除した今年8月、高麗航空機は平壌―北京を4往復した。これは北朝鮮に戻れずにいた外交官や労働者、留学生らを帰国させるためだった。10月下旬以降の運航は、準備期間を経て定期便を本格的に再開させたものではないかとみられている。

 高麗航空は平壌とロシア極東ウラジオストクを結ぶ便も8月に2回運航し、10月16日からは新型コロナ禍前のように月、金曜日に運航している。

 9月13日にロシアでロ朝首脳会談が開催された際、平壌―ウラジオストク路線の定期運航の再開が話し合われたと、ロシア側は伝えていた。


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