韓国で電気自動車の大規模展示会・学会を開催、今後10年の技術を公開=韓国
韓国で電気自動車の大規模展示会・学会を開催、今後10年の技術を公開=韓国
世界電気自動車(EV)協会(WEVA)は2024年4月23~26日に韓国で開催する「EVS37」の計画を1日、ソウル市で発表した。

「EVS」は1969年から開催されている、世界最大規模のEV展示会および学会だ。世界の完成車メーカーだけでなくEV関連の研究者も集まり、次世代モビリティの動向と最先端の技術について議論する。

来年開催される「EVS37」は、EVの今後10年のトレンドを論じる場となる。主要なテーマは、EV用バッテリーの安全性と性能改善だ。具体的には、バッテリーの熱暴走、全固体電池の発展の方向性と世界の完成車メーカーによる商用化の現状、ソフトウェアで自動車の状態が更新されるソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)への転換へ向かう、世界の企業によるビジョンなどだ。

韓国からは現代自動車グループ、KGモビリティー(旧双竜自動車)、米国からはゼネラルモーターズ(GM)、ドイツからはBMWなど、世界の完成車メーカーや部品メーカー約200社が参加する予定だ。展示会だけでなく、基調講演や技術セッションなども行われる。

注目すべき韓国企業としてソンウ・ミョンホ組織委員長は、KGモビリティーを挙げた。同社は今後製造するすべての自動車をEVとすると宣言したためで、「EVS37」でも重要な参加企業となっているという。



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