3月27日に警察の取り調べを受けたユ被告(中央、資料写真)=(聯合ニュース)
3月27日に警察の取り調べを受けたユ被告(中央、資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】麻薬類管理法違反などの罪で在宅起訴された俳優のユ・アイン被告(37)が有名ユーチューバーに大麻を使用しているところを目撃され、それが外部に漏れることを防ぐため、同ユーチューバーに大麻を勧めていたことが2日、分かった。

 起訴状によると、ユ被告は今年1月22日、米ロサンゼルスの宿泊先のプールで知人らと大麻を使用していたところ、動画撮影のために訪れたユーチューバーに見られ、「お前も一度やってみたらどうか」と大麻を勧めたという。

 検察はユ被告が自身の大麻使用を広められることを恐れ、ユーチューバーを「共犯」にしようとしたとみている。またユ被告は吸うふりをするユーチューバーに対し、「もっと深く吸え」などとアドバイスしたという。

 ユ被告とこのユーチューバーは翌日も同じ場所で大麻を使用したことが分かった。

 また、検察の捜査の結果、ユ被告は2020年9月から今年1月まで14カ所の病院で計181回にわたり、医療用麻薬類のプロポフォール、ミダゾラム、ケタミン、レミマゾラムの投薬を受けた。

 このほか、知人らに対し証拠を隠滅するよう指示した疑いももたれている。


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