この日、ニューヨークタイムズ(NYT)など外信によると、前日に続きガザ地区にいる外国人や二重国籍者などがラファ国境からエジプトに避難している。
ラファ国境は前日の11月1日から開放され、約二週間にわたり7500人余りの外国人、二重国籍者、重傷患者などが避難する予定だ。
前日、一次避難で361人の外国人がバスに乗り国境を越え、エジプトに輸送され、重傷を負ったパレスチナ人45人と家族がエジプト病院に移送されたと、エジプト国営テレビチャンネルのアルカヘラが報道した。
この日、二次避難名簿は500~600人程度だったが、ガザ地区当局と外信報道によると、ここに韓国国籍5人も含まれたという。彼ら5人はパレスチナ系40代夫と結婚した40代韓国人女性および子供3人であることが分かった。
外信に公開された国籍別移動者数を見ると、米国が400人で最も多く、ベルギー50人、ギリシャ24人、クロアチア23人、オランダ・ハンガリー各20人、スリランカ17人、スイス11人などだ。
ラファ国境は、ガザ地区からイスラエル以外の地域に移るための唯一の関門である。また、救護物品が入ってくる唯一の通路でもある。エジプトはパレスチナ武装団体ハマスがイスラエルを奇襲攻撃した先月7日以降、救護物品の通過は許可したが、人の通過を許可していなかった。
NYTは先月31日遅く、イスラエル、エジプト、米国、カタール、ハマスが特定範囲の人々の出国を許可する交渉を妥結した後、11月1日からラファ国境が開放されたと伝えた。
一方、ハマスを撃滅するためのイスラエルのガザ地区供給は続いている。ガザ内務省は1日、ガザ北部ジャバリヤ近隣でイスラエルの空襲により数十人が死亡し、数百人が怪我をしたと明らかにした。
ガザ保健部は、過去三週間イスラエルの空襲で亡くなったガザ地区住民は8800人だと伝えた。ハマスの攻撃によりイスラエルで過去7日間のみで1400人ほどが亡くなったことを考えると、現在まで1万人を超える死者が発生したことになる。
NYTは「ガザ地区の200万人以上の住民らは前日、再び停電と通信断を経験した」とし「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ガザ地区でイスラエル軍人が死亡したにもかかわらずガザ地区作戦を続けると誓った」と伝えた。
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