ハン・ファジン(韓和眞)環境部長官が4日、名古屋で開かれた第24回日中韓環境長官会議(TEMM24)で、福島原発処理水の海洋放流に対する韓国国民の不安を伝え、このように明らかにした。
韓長官は「人と環境に悪影響がないよう、汚染水が処理されなければならない。関連情報を透明に共有かつ公開しなければならない」と述べた。
ただし、韓長官は隣国の監視機構への参加については公式に言及しなかったという。
今回の会議では、大気質改善と生物多様性保全など、分野別協力方向を規定した‘共同合意文’が採択されたりもした。このため、3国は今年6月からモンゴルと共に進めている大気質共同調査に加え、黄砂の被害を低減できる対策をまとめる計画だ。
韓長官は「3国は隣接国として環境への影響についてやりとりしており、緊密な協力が必須である。黄砂、微細粒子、気候変化、生物多様性など、分野別の協力成果を点検し、解決方案を探すことにする」と強調した。
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