金融監督院は先月、グローバルIBであるBNPパリバとHSBCの組織的・慣習的な違法な空売りを初めて摘発した。
李氏は、グローバルIBの無借入空売り(ネイキッド・ショート・セリング:裏付けとなる株式を借りずに行う空売り)が再発しないように、独自のシステム改善を誘導すると説明した。また、空売り注文を受ける韓国の証券会社に対しても、法規遵守や運営上の問題がないかを調査する予定だと明らかにした。
来年上半期末まで空売りを全面禁止したことについては、李氏は「禁止期間中も空売りの違法行為に対する調査は続くだろう」とし、「空売り禁止の影響で現れる可能性のある相場操作などの不公正取引行為は、取引所と一緒に密着して監視する」と明らかにした。
禁止期間に市場造成者などに例外的に空売りを許可することについては、「徹底的にモニタリングして公正な価格形成を阻害することがないようにする」と述べた。
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