ソウル地下鉄労組、きょう最終交渉…決裂ならあす「総スト」へ
ソウル地下鉄労組、きょう最終交渉…決裂ならあす「総スト」へ
ソウル交通公社(ソウル地下鉄1~8号線、9号線一部区間を運営)労組が8日午後3時、会社側との最終交渉を行う予定だ。最終交渉の結果により9日に総ストが実施されるかが決まる見通しだ。労組は会社側の人力減縮案の撤回などを要求しているが、会社側は人力減縮が経営危機克服のための避けられない措置だとしている。労使双方の主張が平行線をたどる中、昨年に続き2年連続でソウル地下鉄の総ストが実施される可能性も高まっている。

きょうソウル交通公社によると、労組と会社側は今月2日の4回目の本交渉で合意に至らなかったため、きょう午後3時に最後の交渉を行う予定だ。労組は、△人力減縮の撤回、△安全人力の充員、△賃金体系の改編、△4組2交代の厳守などを主張しており、2日から順法闘争を実施し、9日の総ストを予告している。

公社の労組は公共場所の安全脅威などを理由に会社側の2212人(定員費13.5%)の人力削減案に反対している。しかし会社側は大規模な赤字による経営正常化のため人力減縮の部分においては交渉の余地がないと強調してきた。公社の2022年末基準の累積赤字は17兆6808億ウォン(約2兆円)、資本蚕食率は61.9%に達する。

昨年の場合、労組は11月30日にストを実施したが、当日に交渉が妥結し12月1日から地下鉄が正常運行された。

公社関係者は、「たとえ労組がストを実施したとしても、公社は必須維持業務制度に基づき出勤時間帯には地下鉄を正常運行する」とし、「平時と退勤時間帯の一部の運行減少により混雑する部分については代替手段などの研究を続けている」と話している。
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