米国務長官が、尹政権で初の「訪韓」…「露朝武器取引」などを論議=韓国
米国務長官が、尹政権で初の「訪韓」…「露朝武器取引」などを論議=韓国
アントニー・ブリンケン米国務長官が8日に訪韓する。ブリンケン長官は1泊2日の訪韓期間、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領やチョ・テヨン(趙太庸)国家安保室長、パク・チン(朴振)外相などに会い、露朝軍事協力への対応やイスラエル-ハマス間の衝突など、国際情勢や供給網問題など幅広い懸案について話し合う。

ブリンケン長官は東京で開かれたG7外相会合に出席した後、この日ソウルに到着する。ブリンケン長官は尹政権発足以降初めての訪韓であり、国務長官の就任以降としては2年半ぶりの訪韓となる。

ブリンケン長官は尹大統領との会談をはじめ、9日に予定されている米韓外相会談で、米韓間の幅広い分野における緊密な協力方案について協議する予定である。

その中でも最も優先されるテーマは、露朝軍事協力に関する米韓両国の共同対応方案である。国際社会が露朝間の軍事協力に対し懸念を示している中、北朝鮮が予告しているいわゆる衛星発射体の3次発射を控えている状況である。

米韓両国は露朝間の軍事協力に関し、中国の建設的な役割を求めている。このことに関し、来週には米サンフランシスコで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力体)サミットを控えていることから、ブリンケン長官は中国をけん引するための米韓間における協力方案を協議するものとみられる。

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