消息筋によると、ユン大統領と岸田首相は、米サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議を契機に、合同講演を推進している。講演は座談会形式で行われ、参加者との質疑応答時間も設けられる予定だ。
合同講演が実現すれば、両首脳は経済安全保障分野で日韓・日米韓協力について説明すると予想される。この過程で両国関係に対する改善も言及するものと見られる。また、ユン大統領は、北朝鮮が核・ミサイル開発資金を得るために違法なサイバー活動を行っていると説明し、日米韓サイバー対策の強化を強調すると見られる。岸田首相は、半導体を含む重要鉱物のサプライチェーン構築、人工知能(AI)をめぐる日米韓協力を強調するものと見られる。
一方、講演とは別にユン大統領と岸田首相は、日韓首脳会談を開催する予定だ。この場で両首脳は、北朝鮮問題などで協力を再確認する計画だと共同通信は説明した。
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