9日、米国務省は報道資料を通じて「ブリンケン長官はこの日、韓国のソウルでチョ・テヨン(趙太庸)国家安保室長に会い、中東の不安定な情勢を含めた世界的な挑戦課題を扱うための米韓協力の重要性について協議した」と伝えた。
これは、イスラエルとハマスの戦争に関する情報の共有および対応協議が行なわれたことを示唆したものとみられる。
米国務省によると、ブリンケン長官とチョ室長は朝鮮半島内における北朝鮮の挑発的行動について協議し、ロシアがウクライナ戦争に使う軍事装備と軍需品を北朝鮮が提供したことを強く糾弾した。
今月1日、韓国の国家情報院は非公開で開かれた国会情報委員会国政監査で「北朝鮮は8月初めから、ロシアの船舶や輸送機を利用して、ロシアに100万発以上の砲弾を提供したことが把握されている」と明らかにしている。
ブリンケン長官はウクライナへの支援の重要性を強調し、ウクライナへの支援に関する韓国の献身に謝意を示したという。
また米国務省は「ブリンケン長官は、韓国の防衛に対する米国の強固な公約をあらためて確認した」と伝えた。
ブリンケン長官はイスラエルやヨルダン・トルコなどの中東を訪問した後、日本を経て前日(8日)の午後遅くに訪韓した。
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