‘チョンアヨンイン’は国民の力3・8全党大会に出場した親李俊錫系の候補4人組のチョン・ハラム党協委員長、ホ・ウナ(許垠娥)議員、キム・ヨンテ(金龍泰)元青年最高委員、イ・ギイン(李基仁)キョンギド(京畿道)議員を指す。
4人は前日の午後、ソウル市トンデムン(東大門)ウル(乙)での総選挙出馬を準備している許議員の地域事務所で李前代表と会合を持った。李前代表はこの席で、総選挙を控えた新党結成計画などを4時間ほど具体的に説明したという。
李基仁議員は聯合ニュースとの通話で「新党を結成するということに対する決議をしたのではないが、李前代表の具体的計画と方向性にすべて共感した」と述べ、許議員も「共に大きな枠組みで方向性を再確認する場だったようだ」と伝えた。
李前代表は会合で、新党結成の際には首都圏に基盤を置き、‘保守派の票田’であるキョンサンド(慶尚道)圏にも地方区候補を大挙出馬させるとの考えを明らかにしたという。
金前青年最高委員は「結党することになれば首都圏政党に行くが、慶尚道で選挙を行うことになれば30か所ほどの地方区に候補をすべて出すと話した。本人に対する慶尚道での出馬要求があれば避けないと述べた」と伝えた。
李前代表は水面下において新党合流関連で疎通している現役議員の名簿も共有し「共に民主党(野党)よりは与党議員の割合が高かった」と出席者たちは伝えた。
これに先立ち、李前代表はメディアでのインタビューで数回にわたって「国民の力の現役議員の中にも新党に賛同する人がいる」と述べてきた。
李基仁議員は「党外の人たちだけでなく、党内の人たちも前代表に接触を試みる人たちが多いということを感じた。革新委員会では党を変えることはできないと考える人たちがかなりいるという話の実体を確認することができた」と伝えた。
チョン党協委員長も「李前代表は疎通している現役議員の実名を取り上げ『この人たちはここに出馬したほうがよいと思うし、この方はこのような役割をするのがよいと思う』という具体的な考えをしていた」と述べた。
これまで主に院外関係者と接触してきたとされる李前代表は、今週からテグ(大邱)、キョンサンブクド(慶尚北道)、釜山(プサン)、キョンサンナムド(慶尚南道)など、与党の現役慶尚道圏議員たちと会い、水面下での疎通を続ける計画だという。
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