しかし「韓国の労働時間がOECD(経済協力開発機構)の国家平均労働時間より年間149時間も長いことから、一部の業種において週52時間を超える長時間労働が可能になるおそれがある」という懸念がすでに出ている。
OECDの統計によると、昨年基準で韓国の労働者たちの年平均労働時間は1901時間で、38か国の加盟国のうち5番目に長い。
韓国より労働時間の長い加盟国は、コロンビア(2405時間)・メキシコ(2226時間)・コスタリカ(2149時間)・チリ(1963時間)で、すべて中南米4か国である。
OECDの平均は1752時間で、韓国はそれより149時間も長いことになる。
そのため「このような状況の中、週52時間制を柔軟化すれば、長時間労働者たちが一層多くなるのでは」という懸念が出ている。
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