韓国外相、パリで12か国の閣僚級に「釜山万博」の支持を要請
韓国外相、パリで12か国の閣僚級に「釜山万博」の支持を要請
バリ平和フォーラムに出席するため、フランスのパリを訪れたパク・チン(朴振)韓国外相は、12カ国の首脳および閣僚級と5か国の駐フランス博覧会国際事務局(BIE)代表たちと接触し、「2030プサン(釜山)国際博覧会(万博)」の誘致交渉を繰り広げた。

パク外相は10日(現地時間)、ガーナのナナ・アクフォ=アド大統領との面談で、韓国とガーナが普遍的価値を共有しながら「経済・通商」「開発協力」「インフラ構築」など多様な分野における実質協力はもちろん、国際舞台でも活発に協力してきたことを高く評価し「今後も分野別協力と国際舞台における連帯を一層拡大・強化していこう」と伝えた。

またパク外相は11日(現地時間)、ケニアのアマソン・キンギ上院議長と面談し「来年には修交60周年を迎え、東アフリカの核心国であるケニアとの実質協力が一層深まることを期待する」と伝えた。

さらにパク外相は同日午後、ウガンダのヘンリー・オリエム・オケロ国務長官と面談し「わが政府がODA(公的開発援助)の重点協力国であるウガンダのビジョン2040に合わせた『セマウル運動(韓国の地域開発運動)事業』など地域開発および教育分野とともに、インフラ協力を一層深めることを期待する」と伝えた。

オケロ国務長官は「ことし9月の訪韓で釜山を訪れ、釜山の経済発展度に深い印象を受けた」として、釜山の競争力を高く評価した。

パク外相はこのような高位級の要人たちに「韓国はグローバル中枢国として、世界の自由・平和・繁栄に貢献していく」という意志を強調し「釜山万博の開催は、気候変動・デジタル格差など全世界が共通して直面している危機への解決法を話し合う場となるだろう」として、支持を要請した。

「競争的世界の中で合意点を模索」というテーマで開かれた今回のパリ平和フォーラムでは、ヨーロッパおよびアフリカなど22人の首脳および45人の閣僚級たちが出席した。

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