KBSのパク新社長、就任式で組織改革を訴える…「自己革新が先行すればKBSの信頼も回復」=韓国
KBSのパク新社長、就任式で組織改革を訴える…「自己革新が先行すればKBSの信頼も回復」=韓国
韓国放送公社(KBS)のパク・ミン新社長が13日、ソウル市汝矣島の本社で就任式を行い、組織改革を訴えた。パク氏は「KBSが国民の信頼を取り戻すためには、能力や成果、効率を重視する常識的な組織に変わらなければならない」と述べた。また、「大規模な組織再編や人事異動を恐れてはならない」とし、「自己改革が先行すれば、KBSの信頼も回復するだろう」と強調した。

 パク氏は「困難ながら意義ある挑戦だ。不足者ではあるが、外部からの圧力に抵抗し、障害を除去する」と語った。「KBSの職員が所属することを誇りに思える日を早めるために全力を尽くす」と約束した。

 就任式には、受信料の分離徴収という厳しい状況で財源確保に努めている受信料局や事業支社の職員12人が出席した。清掃業務などで働く「KBSビジネス」所属の職員10人も招かれた。

 パク氏は1992年に文化日報に入社し、社会部長や政治部長、編集局長などを歴任した。法曹ジャーナリストクラブの会長やクァンフンクラブ(マスコミ研究団体)の総務なども務めた。任期は2024年12月9日までだ。

 一方、パク氏の就任に伴い、KBSラジオの「チュ・ジヌライブ」の司会者チュ・ジヌ氏が降板した。KBS 2TVの「ザ・ライブ」も13日から放送されず、ラジオ番組「最強時事」の司会者やKBS 1TV「ニュース9」のメインアンカーも交代する見通しだ。
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