米韓、「対北オーダーメイド型抑止戦略」をアップグレード…米「あらゆる軍事能力を活用」
米韓、「対北オーダーメイド型抑止戦略」をアップグレード…米「あらゆる軍事能力を活用」
米韓は、北朝鮮の核・ミサイル脅威の高度化により「オーダーメイド型抑止戦略(TDS)」を10年ぶりにアップデートした。

韓国のシン・ウォンシク(申源湜)国防相とロイド・オースティン米国防長官は13日、韓国ソウルの国防部(防衛省)庁舎で米韓安保協議体(SCM)を開き、改正TDSに署名した。

米韓はこの日、SCM終了後の共同声明で「両国防相は、10年ぶりに改正された “2023オーダーメイド型抑止戦略(2023TDS)”を承認した」とし「2023TDSが、高度化する北朝鮮の核・大量破壊兵器(WMD)および戦略的影響を持った非核能力に対し、効果的に抑止および対応できる戦略的な土台として、柔軟性を持った強力な文書に改正されたことを評価した」と明らかにした。

共同声明につづき「2023TDSには、平時・危機時および戦時にわたり北朝鮮による核・WMDの攻撃に備え、韓国の在来式能力とともに米国の核能力を含めたあらゆるカテゴリーの米軍事能力を活用する方案に関する指針が反映されていることを確認した」と明示した。

また「双方は、2023TDSが両国の企画関係官たちに方向性を提供する文書として、北朝鮮による可能ないかなる核使用の状況にも備え、同盟の態勢と能力を一層強化させるものだということに同意した」と強調した。

「TDS」は、北朝鮮の核・WMD脅威を抑止するための米韓国防相間による戦略文書である。

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