優勝したシン・サンフン
優勝したシン・サンフン
韓国プロゴルファーのシン・サンフンが12日、キョンギド(京畿道)パジュ(坡州)市のソウォンバレーカントリークラブで開かれたKPGAコリアンツアー2023シーズン最終戦「LGシグネチャープレイヤーズチャンピオンシップ」(賞金総額13億ウォン/約1億5000万円)でプレーオフ3ホールの勝負の末に優勝した。

 シン・サンフンは通算8アンダーで、イ・ジェギョン、チョン・ソンヒョンとトップタイとなり、プレーオフに突入。プレーオフ1ホール目でイ・ジェギョンがボギーとなって脱落した。2ホール目はシン・サンフンとチョン・ソンヒョンが共にパー。運命の3ホール目でシン・サンフンがバーディーを奪い、優勝トロフィーと賞金2億6423万8384ウォン(約3031万円)を手にした。

 シン・サンフンは昨年6月のKPGA選手権に続き、通算2勝を達成。1998年生まれのシン・サンフンは12月初めに入隊を控えており、最後に出場した大会で優勝し、喜びが増した。

 シン・サンフンは試合後のインタビューで「1カ月前ごろに入隊が確定し、これが最後ではなく始まりと考えて臨み、良い結果が出たようだ。軍服務を無事に終えて帰ってきて新しい姿をお見せする」と感想を語った。

 初優勝に挑んだチョン・ソンヒョンは、プレーオフ3ホール目で約3.3メートルのバーディーパットが右に外れ、優勝を手にするのは次の機会へと持ち越された。昨年9月に続き、再び2位という結果になった。

 本大会で終了したKPGAコリアンツアー2023シーズンでは、ハム・ジョンウがジェネシス大賞ポイント1位に。本大会では4位タイに上がったハム・ジョンウは、受賞者に与えられるボーナス賞金1億ウォン(約1150万円)とヒョンデ自動車の高級ブランドGENESISの車両などを手にした。

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