尹大統領は、米サンフランシスコで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力体)首脳会合に出席する前、米AP通信との書面インタビューで「北朝鮮が誤判しないようにする効果的な方法は、強固な韓米連合防衛態勢を基にわれわれの強力な対北抑止能力と意志を誇示することだ」と語った。
尹大統領は15日に韓国を発ち、2泊4日間APEC首脳会合の日程に突入する。
尹大統領は「北朝鮮のいわゆる “宇宙発射体”という名目の偵察衛星発射の主な目的は核投発強化の手段であり、これは国連安保理決議違反だ」と言及した。
尹大統領は「北朝鮮が軍の偵察衛星発射に成功するなら、それは北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)能力が一段階高まったことを意味する」とし「われわれは強化した対応策を整えなければならない」と語った。
また、尹大統領は今回のAPEC首脳会合で「『ロシアと北朝鮮の不法な武器取引は、重大な安保脅威だ』ということを強調し、国際的な対応を話し合う」とし「両国の軍事協力は、朝鮮半島と北東アジア・ヨーロッパの安保にとって深刻な脅威となるだけでなく、普遍的な規則に基づいた国際秩序を害するものだ」と語った。
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