韓国、今日50万人が大学入試「実戦では時間調節がカギ」
韓国、今日50万人が大学入試「実戦では時間調節がカギ」
受験生たちにとって一年の中で最も重要な日が来た。

 16日、韓国教育課程評価院(評価院)によると、きょうの大学入試には計50万4588人の受験生が志願した。大学入試の欠試率は最近4年間(2020~2023学年度)平均12.6%であることを考慮すると、約44万人の受験生が実際に試験を受ける見通しだ。

 試験当日はできるだけ早く試験会場に到着したほうが良い。試験を受ける席に座って机・椅子に問題がないか確認する必要があるからだ。もし問題があれば、試験本部に交替を要求しなければならない。試験中に集中力が切れてはいけないからだ。

 実戦では時間調整がカギだ。問題を精読してミスがないようにしつつも、終了10分前には答案作成を始めなければならない。ややこしい問題に時間をかけるよりは、簡単な問題を先に解いた方が良い。メガスタディ教育入試戦略研究所のナム・ユンゴン所長は「不正行為の中で最も多いのは、試験時間終了後の答案作成」として注意を呼びかけた。ソウル市教育庁によると、昨年ソウルで発生した不正行為のうち37件が試験時間終了後の答案作成で、電子機器所持(25件)より多かった。

 今回の大学入試は2019年以後4年ぶりに行われる「ノーマスク大学入試」だ。マスクを不便に感じる受験生はマスクを取ったほうが良い。試験中のすべての電子機器の所持は不正行為とみなされる。試験会場に電子機器を持っていった受験生は、試験開始前に監督官の指示に従って機器を提出し、不利益を受けないようにしなければならない。
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