北朝鮮国防省は16日、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”を通じて公開した報道官の談話で「米軍部当局者たちによる傀儡(かいらい)地域での行動は、朝鮮半島地域の情勢激化をもたらす主犯が米国とその追従勢力たちだということを明白に示している」と主張した。
つづけて「米帝の好戦狂たちとその追従者たちは、わが共和国への核先制打撃を狙った『オーダーメイド型抑止戦略』を改定し、米・日・傀儡という3者間におけるリアルタイムのミサイル情報共有システムを年内に稼働させることに合意した」とし「核航空母艦の打撃集団を傀儡地域に引き入れるなど、極度の対決狂いの行動をしている」と非難した。
韓国のシン・ウォンシク(申源湜)国防相とロイド・オースティン米国防長官はSCMを機に、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応するための戦略文書である「オーダーメイド型抑止戦略(TDS)」を10年ぶりに改定した。
「戦略文書」は軍事機密であるため詳細の内容は公開されなかったが、北朝鮮の核・ミサイル使用の可能性に備え、米国の核能力と韓国の先端在来式戦力統合など、米韓同盟のあらゆる能力を活用する内容が盛り込まれているものとみられる。
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