韓国大統領室と財団法人「李承晩大統領記念財団」などによると16日、9月11日から始まった国民による募金を通じて、61億ウォン(約7億1,600万円)相当の寄付金が集まった。
これに先立ち、同財団は大韓民国の初代大統領である故李承晩氏を追慕し、同氏の業績を記念して初代大統領を宣揚するために、記念施設を建設・維持・運営することを目的に設立された。
現政権は政権の核心的な基調となっている自由民主主義と市場経済の根を下ろした故李承晩元大統領の業績を称えるために建設を推進している。
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領も今月初めに500万ウォン(約60万円)を寄付して注目を受けた。当時、大統領室は「李承晩元大統領の独立運動は世界を舞台に自由民主主義国家を作るための建国運動であり、李承晩元大統領が成し遂げた市場経済体制と米韓同盟は大韓民国発展の礎石になった」と説明した。
記念館が建設されるならば、適切な予定地はソウル・チュン(中)区の旧ペジェ(培材)学堂歴史博物館近隣が議論されている。培材学堂は故李承晩元大統領の母校であるからだ。この他に、ヨンサン(龍山)公園も候補地に名前が上がっており、最近ではソウル・チョンノ(鍾路)区のソンヒョン(松峴)広場が言及されたりもしている。ただし、建設費用と手続き上の問題などにより、松峴広場は候補地に指定される可能性は希薄であると伝えられた。
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