AIが描く「ゴッホが韓国を訪問したとしたら」ユーチューブ再生回数4000万回=韓国
AIが描く「ゴッホが韓国を訪問したとしたら」ユーチューブ再生回数4000万回=韓国
「キス」のクリムトが慶州瞻星台を描くとしたら···AIが答えた。

 ファン・ゴッホ、モネ、クリムトなどのような世界的に愛される芸術家たちが韓国に来たら…。彼らが韓国の名所の絵を描いていたら、どんな絵が生まれただろうか。こんな現実味のない質問にAI(人工知能)技術が答えを出したと話題だ。

 韓国文化体育観光部と韓国観光公社が、生成型AIを活用して製作した韓国観光広報映像「ファン・ゴッホが韓国を訪問したとしたら」(What If Vincent Van Gogh Visited Korea)が、16日午後6時40分基準でユーチューブ再生回数4000万回を突破した。先月24日の映像初公開から3週間が過ぎた時点で4000万回突破を成し遂げたのだ。

 今回の韓国の広報映像はAI技術を利用して韓国内の主要名所を世界的な画家11人の画風で再現した。不滅の画家ファン・ゴッホをはじめ、「絶叫」のエドヴァル・ムンク、「睡蓮」連作のクロード・モネ、「キス」に代表される黄金色の画家グスタフ・クリムトなど有名画家たちだ。

 韓国観光公社のユーチューブチャンネルを通じて公開された映像を見た海外ネット市民の反応は好評一色だ。コメントには「非常に創意的な試み」、「AIが生成した芸術作品と韓国の象徴的なランドマークが成す完璧な調和」、「韓国の美しい場所に対するAIの非常に興味深い見解」、「有名画家たちのスタイルに韓国的な魅力が完璧に溶け込んでいる」などと絶賛されている。

 全国の美しい観光地を巨匠の作品として再現するまでにかかった時間は約6か月。観光公社は生成型AIのために1100枚を超える画家たちの作品イメージを集め、各作品当たり8万回ずつ学習させる過程を経た。臨場感を高めるため、全国の名所を直接訪れ、撮影した写真1600枚をAIデータで構築する作業も並行したという。

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