ドイツ・ベルリン動物園の双子パンダ、中国帰国へ向け準備=中国報道
ドイツ・ベルリン動物園の双子パンダ、中国帰国へ向け準備=中国報道
ドイツで誕生した双子のジャイアントパンダが、中国への帰国に向け準備を行っている。

ドイツで初めて誕生した双子の兄弟ジャイアントパンダ「夢想(モンシアン)」と「夢円(モンユアン)」が、今週から、帰国前1ヵ月間の隔離期間に入った。

2頭を飼育しているベルリン動物園の関係者は、「2頭がベルリンを離れることになり、別れのため心の準備をしている。彼らの新たな住まいはとても素晴らしい。なので、寂しい気持ちもあるが、喜びでもある」と語った。

現在のところ、ベルリン動物園はドイツで唯一パンダを観覧できる場所。同園のホームページ上で「夢想」と「夢円」の中国帰国を知らせると、観光客からの問い合わせやマスコミからの取材依頼が殺到したという。

ベルリン動物園には、2017年6月に四川省成都市からジャイアントパンダの雌「夢夢(モンモン)」と雄「嬌慶(ジャオチン)」が到着した。2頭の貸与期間は15年間となっている。

2019年、6歳となった「夢夢」が双子の「夢想」と「夢円」を出産した。「夢夢」と「夢想」はことし4歳を迎え、中国に帰国することとなった。
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