これに先立ちカカオモビリティは3月、モビリティサービスのアプリ接続事業を手がける英国のスタートアップ、スプリット(Splyt)を買収していた。
「フリーナウ」は2009年、ドイツで設立された。その後、欧州のモビリティサービスでシェア1位を維持している。しかしメルセデス・ベンツとBMWが設立した企業であり、モビリティサービスに関する意識が不足しているとの指摘があったことから売却を決めたという。
カカオモビリティが「フリーナウ」を買収すれば、タクシー業界との摩擦が生じている韓国市場から一歩踏み出し、世界的な企業に飛躍できるとみられる。カカオモビリティは韓国で、加盟手数料を売上高の3%へと引き下げる新規加盟サービスの提供を検討している。現在5万人以上の加盟タクシーに対する手数料を変更する代わりに、新たなサービスにより加盟タクシーの負担を削減する意味がある。
業界の関係者は「カカオモビリティが『フリーナウ』を買収すれば相乗効果に期待できるが、巨額の資金投入が必要となるため、最終的に買収するかどうかは不透明」と話している。
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